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事業計画書代行のセカンドオピニオンという選択肢

事業計画書代行のセカンドオピニオンという選択肢

事業計画書代行のセカンドオピニオンという選択肢

この記事はこんな方におすすめ

  • 既に税理士や他の業者に事業計画書を作成してもらったが、内容に不安がある方
  • 自分で作成した計画書を審査前にプロに確認してもらいたい方
  • 一度融資審査に落ちて、計画書のどこが問題だったかを知りたい方
  • 代行業者に任せた計画書の品質を客観的に評価してほしい方

『事業計画書は税理士に頼んだが、融資に通るかどうか自信がない。別の専門家にも見てもらいたい』。 このような状況で活用できるのが、事業計画書のセカンドオピニオンです。 医療分野と同様に、事業計画書においても「別の専門家の目」を通すことで、客観的な課題を発見し、融資審査の成功確率を高めることができます。 本記事では、事業計画書代行の「セカンドオピニオン」という選択肢について、その活用シーンと注意点を解説します。 

事業計画書代行における「セカンドオピニオン」とは何か 

セカンドオピニオンとは、すでに作成済みの事業計画書を、別の専門家に評価・改善提案してもらうサービスです。 フルの作成代行とは異なり、「既にある計画書を見直す」という位置づけです。 

セカンドオピニオンが有効なケースは主に次の4つです。 

  1. 自力または他業者が作成した計画書の客観的な品質確認をしたいとき 
  1. 一度融資審査に落ちた計画書の問題点を特定したいとき 
  1. 金融機関の担当者から否定的な反応があり、内容を修正したいとき 
  1. 申請前にプロの目で最終確認を行いたいとき 

「既に計画書はあるが、本当にこれで大丈夫か不安」という経営者にとって、セカンドオピニオンは費用対効果の高い選択肢です。 

事業計画書が審査に落ちる典型パターン5選も、自己チェックの参考として確認しておくことをおすすめします。 

セカンドオピニオンが特に有効な4つの活用シーン 

1. 税理士が作成した計画書の融資実績が乏しい場合 

税理士は財務・税務の専門家ですが、融資審査に特化した事業計画書の作成が得意とは限りません。 日常業務として決算書・税務申告を担当しているため、事業計画書の作成経験が少ない税理士も多くいます。 

税理士が作成した計画書を融資支援の専門家にセカンドオピニオンしてもらうことで、「金融機関目線での問題点」を発見できることがあります。 金融機関が見ているポイントは?事業計画書で融資審査を突破するコツも参考にしながら、現在の計画書を評価してみてください。 

2. 融資審査に一度落ちた計画書の見直し 

過去に融資審査に通らなかった計画書には、何らかの問題がある可能性が高いです。 金融機関から「否決の理由」を開示してもらったとしても、それだけでは改善策が見えないことがあります。 

別の専門家に計画書を見てもらうことで、「数値の根拠が弱い」「収益性の根拠が薄い」「返済計画が楽観的すぎる」など、具体的な問題点と改善策を得ることができます。 融資審査に落ちる事業計画書とは?7つのNG特徴と審査に通る改善策を解説も参照してください。 

3. 申請前の最終チェック 

自力で作成した計画書や、コストを抑えてフリーランスに依頼した計画書を、申請前にプロに最終確認してもらうという使い方もあります。 全面的に依頼するよりコストを抑えながら、「審査前に最低限のリスクを取り除く」という目的で活用できます。 

【保存版】事業計画書の添削ポイント20選でも、計画書の自己チェックポイントを確認できます。 

4. 既存の代行業者の成果物を確認したい場合 

他の代行業者に作成を依頼したものの、「本当にこれで大丈夫か?」という不安がある場合にも、セカンドオピニオンは有効です。 異なる専門家の視点を入れることで、見落としや改善点が見つかることがあります。 【事業計画書】起業家が陥りがちな5つの落とし穴と改善策も参考にしてください。 

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セカンドオピニオン活用の失敗例と注意点 

複数の意見が矛盾して混乱する 

セカンドオピニオンを複数の業者に依頼した場合、異なる意見が出て判断に迷うことがあります。 最終的にどの意見を採用するかは経営者自身が判断する必要があります。 意見が食い違った場合は「なぜその意見を言っているのか」を確認し、金融機関の目線に近い意見を優先することが合理的です。 

計画書の修正が間に合わない 

申請直前にセカンドオピニオンを依頼し、重大な問題が発覚しても修正する時間がない、というケースがあります。 セカンドオピニオンは申請の1〜2ヶ月前には依頼しておくことが理想です。 

セカンドオピニオンの目的を明確にしない 

「なんとなく不安だから別の人にも見てほしい」という曖昧な依頼では、セカンドオピニオンの提供者も的確なアドバイスができません。 「どのような観点で確認してほしいか」「何が不安なのか」を具体的に伝えることで、有益なフィードバックが得やすくなります。 

セカンドオピニオンが向いている人/向いていない人 

状況 向いている向いていない
計画書の状態 既に作成済みの計画書がある方 まだ計画書が存在しない方 
活用目的 客観的な品質評価や改善が目的 ゼロから計画書を作成したい方 
審査の状況 審査前の最終確認・再挑戦の見直し 初めての融資で計画書作成から必要な方 
費用の観点 コストを抑えて専門家の目を入れたい方 フルサポートを受けたい方 

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まとめ 

事業計画書のセカンドオピニオンは、既存の計画書をより高い水準に引き上げるための有効な手段です。 税理士作成の計画書の品質確認、否決後の見直し、申請前の最終チェック、他業者成果物の評価など、多様なシーンで活用できます。 

「今持っている計画書で大丈夫か不安」という方は、専門家への相談でセカンドオピニオンを依頼するという選択肢を検討してみてください。 

よくある質問(FAQ) 

Q. セカンドオピニオンだけを依頼することはできますか? 

A. 対応している業者はあります。ただし、計画書の全面作成を主力とするサービスでは、レビューのみの依頼を断るケースもあります。問い合わせ時に「既存計画書のレビューのみ依頼したい」と伝えて対応可否を確認してください。 

Q. セカンドオピニオンの費用はどれくらいかかりますか? 

A. 業者によって異なりますが、レビューのみであれば3万〜10万円程度が目安です。フル作成の代行よりも費用が抑えられることが多く、コストを抑えながら専門家の知見を取り入れたい方に適しています。 

Q. 一度否決されてから再挑戦するまでの期間はどれくらいですか? 

A. 金融機関によって異なりますが、一般的に同じ金融機関への再申請は6ヶ月〜1年程度の間隔を空けることが推奨されます。その期間に事業の実績を積み、計画書を見直したうえで再申請することで成功確率が上がります。 

事業計画書代行の選択肢として 

バルクアップコンサルティング株式会社は、年間260社以上の事業計画書作成を支援してきた財務コンサルティング会社です。 代表の佐藤宏樹氏は三菱東京UFJ銀行出身の公認会計士であり、金融機関が実際にどのような視点で計画書を評価するかを熟知しています。 既存の計画書の見直しやセカンドオピニオンについても、同社に相談してみるという選択肢があります。 

サービス詳細はこちら 

文章表現に不安なら、専門家の視点を取り入れる選択肢も

ここまで解説してきたように、事業計画書の文章表現には多くのコツがあります。しかし、自社の事業に没頭するあまり、客観的な視点を保つのが難しいと感じる経営者も少なくありません。社内用語を無意識に使ってしまったり、当たり前だと思っている前提が、第三者には伝わらなかったりすることはよくあることです。

そのような場合は、外部の専門家の視点を取り入れるのも有効な手段です。事業計画書作成の支援を行うコンサルティング会社などは、数多くの計画書を見てきた経験から、金融機関や投資家がどこに注目し、どのような表現を評価するのかを熟知しています。

例えば、バルクアップコンサルティング株式会社は、財務とビジネスの視点から経営者を支援するコンサルティングファームです。同社は年間260社もの事業計画書作成実績を持ち、特に資金調達やM&Aといった企業の重要な局面で、説得力のある計画書作りをサポートしています。専門家による客観的なレビューを受けることで、自分では気づけなかった表現の課題を発見し、計画書全体の質を大きく高めることが期待できます。

より専門的なサポートが必要な場合は、専門家の知見を借りることも検討してみましょう。

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執筆者:佐藤 宏樹(BulkUp Group, CEO)

バルクアップグループ3社の経営を担う、バルクアップコンサルティング株式会社 代表取締役社長。京都大学MBA。2013年に日本公認会計士試験および米国公認会計士試験(USCPA)に合格。三菱UFJ銀行にて法人営業を経験した後、PwCの事業再生アドバイザリーチームにて不採算事業の再建・資金繰り改善支援に従事。その後、独立。現在は事業計画書作成支援・資金調達アドバイス・小規模M&AのFA・DD業務などを手掛け、財務・法務・ITを横断したハンズオン支援を提供している。25以上の金融機関と連携。

この記事の著者

AUTHOR
佐藤 宏樹
ACADEMIC
京都大学経営管理大学院 MBA
英国ノッティンガム大学ビジネススクール 客員実務家(兼任・2026〜)

佐藤 宏樹

代表取締役社長 / BulkUp Group, Group CEO
2007三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)法人部門 入行。
2013公認会計士(日本)及び米国公認会計士 試験合格。
2014PwC(DEALS部門)入社。財務DD・ビジネスDD・銀行交渉等を経験。
2017バルクアップコンサルティング株式会社 設立。
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