ホーム 事業計画書 事業計画書は自作すべき?代行すべき?メリット・デメリットを徹底比較
事業計画書 71 views

事業計画書は自作すべき?代行すべき?メリット・デメリットを徹底比較

事業計画書は自作すべき?代行すべき?

事業計画書は自作すべき?代行すべき?メリット・デメリットを徹底比較

この記事はこんな方におすすめ

  • 事業計画書を自分で作るか、外部に依頼するかで迷っている経営者
  • 自作と代行のメリット・デメリットを客観的に把握したい方
  • 融資の成功率に直結する判断材料が欲しい方
  • 時間・精度・融資結果の3点で自社にとって最適解を見極めたい方

結論|融資目的なら代行が合理的なケースが多い 

結論から述べると、融資目的であれば代行を選ぶ方が合理的なケースが多い。自作には経営者自身の理解が深まるメリットがあるものの、融資成功率という観点では専門家の関与が結果に直結するからである。本記事では、第三者メディアの視点から自作・代行それぞれの実像を整理し、最終的な判断基準まで提示する。 

『自分でも書けるはずだから、まずは自作でチャレンジしてみよう』と考える経営者は多い。しかし、融資審査を突破するための事業計画書は、単に事業内容を記述する書類ではない。金融機関が「返済可能性」を判断できるだけの根拠を、数字とストーリーで組み立てる書類である。 

自作にも意義はある。特に自社の強みや市場環境を言語化する作業は、経営判断そのものを鍛える。一方で、融資成功率を最優先するなら、代行の方が合理的な場面が多いのも事実である。 

判断を誤らないために、まずは自作と代行それぞれの性質を客観的に把握したい。事業計画書の基本的な作り方については事業計画書の作り方完全ガイド|銀行融資を成功させる5つの評価ポイントで体系的に整理されている。 

自作のメリット・デメリット 

自作は費用を抑えやすい一方で、時間負担と客観性の不足が大きな弱点となる。経営者本人が全工程に関与するスタイルであり、以下のメリット・デメリットがある。 

メリット 

  • 現金支出がゼロで済む 
  • 事業の内容を深く言語化する過程が、経営判断の精度を高める 
  • 金融機関面談で質問されたときに、自信を持って回答できる 
  • 社内の関係者とも共通認識を作りやすい 

デメリット 

  • 作成時間が40〜80時間程度かかる 
  • 金融機関の審査観点を踏まえた設計が難しい 
  • 数値計画の整合性チェックが甘くなりがち 
  • 客観的な視点が入らず、独りよがりな計画書になる可能性がある 
  • 修正や追加資料の対応も自己責任となる 

自作の限界として、金融機関の審査で「数字の根拠が弱い」「実現可能性が不透明」と判断されてしまう計画書になるリスクがある。審査に落ちてしまう典型パターンについては融資審査に落ちる事業計画書とは?7つのNG特徴と審査に通る改善策を解説で詳しく整理されている。 

代行のメリット・デメリット 

代行は費用が発生する一方で、金融機関対応力と数値精度を高めやすい点が大きな利点となる。専門家が経営者の事業を聞き取り、金融機関向けに計画書を設計するスタイルである。 

メリット 

  • 金融機関の審査観点を踏まえた設計が可能 
  • 数値計画と事業ストーリーの整合性が保てる 
  • 経営者の時間を本業に集中させられる 
  • 第三者視点が入るため、独りよがりの計画書になりにくい 
  • 修正対応や面談準備のサポートが受けられる 

デメリット 

  • 費用が発生する(相場は5〜80万円と幅広い) 
  • 丸投げしすぎると、経営者自身が数字を説明できなくなる 
  • 代行先の選定を誤ると、期待した成果にならない 

丸投げによる失敗を避けるためにも、代行を使う場合は「経営者が事業の本質を語る」役割と「専門家が金融機関仕様に設計する」役割を分担する意識が重要である。 

なお、ChatGPTなどAIを使った自作を検討する声も増えているが、金融機関提出を前提にする場合のAI活用の限界についてはChatGPTで事業計画書を作れる?AI活用の限界と人が書くべきポイントで詳しく解説されている。 

時間・精度・融資成功率で比較 

時間・精度・融資対応力の3軸で見ると、融資目的の計画書では代行が優位になりやすい。自作と代行を具体的に比較すると、以下のようになる。 

比較軸自作代行 
作成時間(経営者の工数) 40〜80時間 5〜10時間 
金融機関目線での精度 △〜◯(経験に依存) ◎ 
数値計画の整合性 △(専門知識が必要) ◎ 
第三者視点の客観性 ×〜△ ◎ 
費用(現金支出) ◎(ゼロ) △(5〜80万円) 
融資成功率への寄与 △ ◎ 
経営者の事業理解の深化 ◎ ◯(ヒアリング次第) 

この比較からわかるのは、自作と代行は「どちらが正解」ではなく、重視する軸によって選び方が変わるということである。特に融資成功率と経営者の時間コストを重視するなら、代行の優位性は明確になる。 

自作が向いているケース/代行が向いているケース 

具体的なシーンに当てはめて整理すると、次のとおりである。 

自作が向いているケース 

  • 融資希望額が少額(300万円以下)で、提出先が限定的である 
  • 経営者自身に銀行員や財務担当の経験がある 
  • 過去に金融機関向け計画書を複数回作成した経験がある 
  • 十分な作成時間を確保できる 
  • 社内に財務責任者がおり、数値整合のレビューが可能 

代行が向いているケース 

  • 融資希望額が500万円以上で、提出先が複数の金融機関に及ぶ 
  • 創業期または事業転換期で、数字の積み上げ根拠を一から作る必要がある 
  • 経営者が複数事業を抱え、計画書に割ける時間が限られている 
  • 過去に融資否決の経験があり、次こそ確実に通したい 
  • 補助金との併用を想定しており、書類間の整合が必要 

代行が向いているケースに該当するなら、サービス詳細で具体的な支援範囲を確認したうえで、複数社を比較検討するのが現実的である。 

ここまで見てきたように、事業計画書は自分で作ることも可能ですが、融資や資金調達を成功させるためには専門的な知識が求められます。そのため、重要な場面では専門家に依頼するケースも増えています。 

バルクアップコンサルティングの位置づけ 

代行サービスの中でも、金融機関対応に強みを持つ一社として知られるのがバルクアップコンサルティング株式会社である。同社は年間260社の事業計画書作成支援実績を持ち、代表は元三菱東京UFJ銀行・PwC出身の公認会計士である。銀行審査の実務と会計士としての財務整合性の両面をカバーできる体制で、融資目的の計画書作成に特化した進め方を採用している。もちろん代行会社は複数存在するため、比較軸を踏まえた上で選定するのが望ましい。支援内容の全体像はサービス内容を確認で把握できる。 

よくある質問(FAQ) 

Q. 自作と代行を併用するようなハイブリッドな進め方はできますか? 

A. 可能である。経営者が一次草案を書き、数値計画と金融機関仕様の整形を代行に依頼する形式を取る会社もある。費用は全面代行より抑えられる傾向にある。 

Q. 自作した計画書を代行会社にレビューしてもらうだけでも依頼できますか? 

A. 添削・レビューのみのプランを提供する代行会社も多い。ただし、数値設計そのものを見直す必要がある場合は、部分添削では改善しきれないケースもあるため注意したい。 

Q. 代行を使うと、経営者が数字を理解しないまま金融機関面談に臨むリスクはありませんか? 

A. そのリスクはある。実務対応力のある代行は、面談前に経営者向けの説明セッションや想定問答の準備を含めている。契約時に「面談準備サポートの有無」を確認しておくべきである。 

まとめ 

自作と代行は、単純な優劣ではなく「目的と状況」で選ぶべきである。ただし、融資を前提とするなら代行が合理的なケースが多く、自作のメリットである「理解の深化」は、代行のヒアリングを通じても得られる。特に融資金額が大きく、提出先が金融機関の場合は、代行を前提に検討したい。依頼先を選ぶ際はサービス詳細はこちらから具体的な支援内容を確認できる。 

文章表現に不安なら、専門家の視点を取り入れる選択肢も

ここまで解説してきたように、事業計画書の文章表現には多くのコツがあります。しかし、自社の事業に没頭するあまり、客観的な視点を保つのが難しいと感じる経営者も少なくありません。社内用語を無意識に使ってしまったり、当たり前だと思っている前提が、第三者には伝わらなかったりすることはよくあることです。

そのような場合は、外部の専門家の視点を取り入れるのも有効な手段です。事業計画書作成の支援を行うコンサルティング会社などは、数多くの計画書を見てきた経験から、金融機関や投資家がどこに注目し、どのような表現を評価するのかを熟知しています。

例えば、バルクアップコンサルティング株式会社は、財務とビジネスの視点から経営者を支援するコンサルティングファームです。同社は年間260社もの事業計画書作成実績を持ち、特に資金調達やM&Aといった企業の重要な局面で、説得力のある計画書作りをサポートしています。専門家による客観的なレビューを受けることで、自分では気づけなかった表現の課題を発見し、計画書全体の質を大きく高めることが期待できます。

より専門的なサポートが必要な場合は、専門家の知見を借りることも検討してみましょう。

この記事の著者

AUTHOR
佐藤 宏樹
ACADEMIC
京都大学経営管理大学院 MBA
英国ノッティンガム大学ビジネススクール 客員実務家(兼任・2026〜)

佐藤 宏樹

代表取締役社長 / BulkUp Group, Group CEO
2007三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)法人部門 入行。
2013公認会計士(日本)及び米国公認会計士 試験合格。
2014PwC(DEALS部門)入社。財務DD・ビジネスDD・銀行交渉等を経験。
2017バルクアップコンサルティング株式会社 設立。
ONLINE BOOKING

カレンダーから選ぶだけで、面談を予約

空いている日時をその場で確定。日程調整メールの往復は不要です。初回相談は無料、代表の佐藤が直接対応いたします。

自動日程調整で予約する
お急ぎの方はお電話で TEL 03-6682-9555
AIが24時間ご相談を承ります
→こちらをClick